今回は、生命科学とは関係ない話なのですが、急を要するため書かせていただきます。
一昨日、音楽評論家の小沼純一さん、音楽の友社の鈴木茂さん経由で、ライターの小野島大さんという方から、ある呼びかけのメールを受け取りました。私自身、新聞記事を読んだときに、なんだかまずいことになっているようだぞ、どうなってるんだろうと気になっていましたので、呼びかけ文やレポート、リンク先の情報を読んだ上で、趣旨に賛成することにいたしました。
すでにご存じの方もおられるかもしれませんが、音楽を楽しみ、内容を理解してくださるであろう方々へ向けて情報をお知らせいたします。
「著作権法の一部を改正する法律案」(閣第九一号)を巡る問題についてです。
小野島さんら呼びかけ人の方々によると、これは、「そもそもアジア生産の安価な邦楽CDの環流阻止のための法案が、文化庁によって本来の趣旨がすりかえられ、洋楽CD、アナログ盤の並行輸入の禁止もしくは制限にも適用される危険性がある、というものです。これは日本の音楽文化の活性化を妨げかねない事態」とのことです。
以下が、関連する情報のリンク先です。
朝日新聞所載の山形浩生氏のコラム↓
http://www.be.asahi.com/20040410/W12/0025.html読売新聞の記事↓
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20040323ij21.htmライター森砂里詩さんがポイントを簡潔に整理されています。↓
http://www.ne.jp/asahi/fbeat/africa/03-note/031119.html問題の全貌は、以下のサイトに詳しく掲載されています。↓
http://sound.jp/stop-rev-crlaw/そしてこの問題に関してのシンポジウムが5月4日におこなわれました。そのと
きのやりとりが簡単にまとめられています。↓
http://symposium.seesaa.net/そのときの模様の音声ファイルはこちらから↓(音楽配信メモさんの提供)
http://radio.gs/「著作権法、海外レーベルとのライセンス契約、アーティスト印税、再販価格維持制度、輸入盤ビジネス、5大メジャーの動向、日米租税条約など、複雑な諸要素が絡んでいる問題ですが、たんに「安い輸入盤が買えなくなるから困る」ではなく、日本の音楽文化に重大な影響を及ぼしかねない危険を広く世の中にアピールしたい」と小野島さんらはお考えです。また、この呼びかけは、レコード会社を批判したり糾弾することが目的ではなく、行政の恣意的な判断と介入によって日本の音楽文化がゆがめられてしまう危険性を音楽メディアや音楽評論に携わる人々が真っ先にお気づきになり、声をあげられました。また、文末の有志の方々が提案されたもので、いかなる団体とも無関係です。
法案はすでに参議院本会議を満場一致で通過しましたので、このままですと、はやければ6月に衆議院を通過、法案は成立してしまうそうです。
有志一同(50音順):
大貫憲章(音楽評論家)
小野島 大(音楽評論家)
北中正和(音楽評論家)
佐々木敦(音楽評論家/HEADZ代表)
高橋健太郎(音楽評論家/プロデューサー/エンジニア)
田中宗一郎(SNOOZER誌編集長)
野田努(REMIX誌スーパーバイザー)
小野島さんのHP
http://onojima.txt-nifty.com/声明文が公開されました2004.5.11
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